これからの私の学び方
データサイエンティストになってから、今の企画系の仕事になってから、
プログラミングのルールやビジネスのロジックなどを学んで来ました。
でも、その学び方がしっくり来ないことが多かったです。
写経が主にそれに当たります。
「エンジニアのための知的生産術」 、「勝者のゴールデンメンタル」、「弱さをさらけ出す勇気」を読んでや、今までのコーディングの学び方などを通じて、こうしていったらいいんじゃないか、というのを考え整理しました。
これから実践していこうと思いますが、
その前にこれまでの勉強方法を振り返って見ようと思います。
高校まで
ほぼ全て手で書き写して覚えていました。
毎日、毎日ずーとやっていました。
今考えるとよくやっていたなと思いますが、
それしか勉強の方法を知らなかったというのが大きいと思います。
あと、それで大体なんとかなったから、というのも理由の一つです。
モチベーションという観点でいうと、
やらされてる感があり、やる気はでませんでした。
さらに時間を大量に消費しますし、自分のものにできている感覚が全くなかったので、 いつか大学受験の頃からこの勉強方法に変化を求めていました。
そして、大学進学を期に勉強方法を変えようとしました。
大学
参考書を読みながら眺める、
それを頭で組み立てながらテストに望む、という形にしていました。
が、これはしっくりも来ませんでしたし、テストの結果にも現れませんでした。
ですが、中途半端に高校までの写経スタイルに戻してみても全く成果は得られませんでした。
また、モチベーションも低かったです。
研究室(B4~M2)
論文、または参考書を頭に入れて、までは大学と同じでした。
ですが、ゼミに向けて資料化する、研究のために自分で試す、などが加わりました。
ゼミでは、発表に対して厳しい質問が飛んでくるので、テストのような感覚だったと思います。
ゼミでこういう質問が飛んでくるはずだから、こういうことを調べて置こう、
という認識は後半になってくると自然と身につきました。
また、設計ソフト常で調べたことを試して、ほしい結果を求める、
ということ行っていました。
大学よりは知識を自分のものにできている感覚がありましたし、
ゼミでの回答も後半になると答えられるようになっていました。
社会人いままで
頭で組み立てて、資料化して顧客、上司に向けて発表する、実装する、というループを回しています。
考えてみると、ゼミでの流れとあまり変わらないかもしれません。
今までの学び方の問題点
高校までの写経スタイルで、なんとかなってしまったのは下記が理由だと思います。
- テストというアウトプット作業があったこと
- すでに知識として完成されたものを学んでいた
大学での勉強法がしっくりこなかった、 大学院では自分の知識にできていた、ことの差分は、
前者の「アウトプット作業の有無」が大きく影響していたと思いますし、その欠如が学び方に抜けていることが問題点だと思います。
少し話は変わりますが、現在の私が持っていますと言えるスキルは、 「資料化、説明する能力」だと思います。
その根拠は
- 毎週、顧客への資料作成をしていた
- 異なる業種の顧客に資料説明を行っていた
- PMとしてタスク棚卸しを実施した
- 炎上案件のPMとしてリスケを顧客と交渉した
などが挙げられます。
これが私の資料作成能力・説明能力に対する、アウトプット・反復作業になっていたと思います。
これからの私の学び方
これらを踏まえて、これからの私の学び方(読書&ネット検索が対象)を整理したいと思います。
ここから、だいたい知的生産術からの受け売りになります。
0. 達成可能な目標を設定する
モチベーション維持のため。大きな話ですが、人生の目標、一年後の目標などを決めておいて、その上で、今週、今日の目標を設定する。
目標設定の重要性が最近理解できて来ました。今週中に、自分の目標設定をブログに書き出そうと思います。
1. 概念を掴む
本だったら目次だけ読む、リファレンスだったら目次を読む、あるいはキーワードを抽出する、ことで目標のハードルを下げ、気になる語句やわからない単語を知る。
2. 調べる
キーワードを頼りに、該当箇所を読む、調べる。自分が知りたいことを知って、自分が知らないことを知る、というものモチベーション維持ですし、時間の節約になります。
3. つなげる/抽象化
知的生産術では、抽象化という言葉を使っていましたが、私の感覚では、自分の暗黙知とつなげる、という感覚が近いと思っています。
ある表面上の知識しか持っていなかった事柄どうしがつながり始めると、途端に自分の言葉で説明できるようになります。
逆に得られた知識、インプットを自分の言葉で説明できるようにすることで、つなげる、という作業になります。
そういう意味でも、2の概念を掴む、という作業で大まかな事柄を把握することは大事だと考えています。
4. アウトプットをする
例えば実装、例えば声に出す、例えば自分で問題を作ってテストする、例えばブログに書く(レポートに近い?)といったことでアウトプット(検証)が必要です。
アウトプットの方法は今後具体的にまとめてみます。
5. 反復する
反復は自分の言葉にしたものをより確かなものにするためです。できる限り反復のハードルを下げて学びのループを途絶えさせないようにします。
例えば、目次と2章だけ読んだ本をもう一度読んで見る。今度は3章も追加で。という追加の目標を設定してもいいかもしれません。
簡単な目標設定でまた学ぶことができます。一冊の本を丸々理解する、というのは目次すべてに心惹かれる、著者の考えを理解したい、といったときに行おうと思います。
もちろん、実装箇所を改めて見直す、もう一度リファレンスを読み直す、でもよいです。
こんな感じで自分の学び方を整理してみました。
まずは統計検定2級を受ける予定なので、この方法で勉強をすすめていこうと思います。
一応、この記事もアウトプットの一貫として書いてみました。
しかし、1時間近くかかってしまいました。
これは私に言語化する能力と組み立てる能力が足りない、ということなのでしょう。
ブログをそういう能力を伸ばす場として考えていきたいです。
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